オプトトップページ > アンダーピニング工法の施工方法 > その5、基礎と鋼管杭の連結
さー、家も持ち上げて傾きも直したし、家のバランスも直ったところで、僕の出番も一段落だよ。
今度は、オプトのみんなが、またがんばってくれる番だ。
最初に基礎回りに施工していた、基礎と一体になった基礎補強用の鉄板と、僕が固い地盤まで圧入した鋼管。
これを溶接で固めて一体にするんだ。
こうすることで、施工前は地面で支えていた家を施工後は固い地盤から鋼管杭でしっかりと支えるんだ。
イメージとしては、固い地盤から鉄骨の柱を建てて、その上に家が載っている感じになるのかな。
家の傾きが気になって問い合わせをもらって工事を行った後に、多くの方が言われる印象的な言葉があります。
「オプトさんのアンダーピニング工法で家の傾きを直したら、施工前よりも地震が起きたときの揺れ方がゆっくりと揺られるような揺れ方に変わった。確か、施工前は地震が来たときガタガタっと壊れそうな揺れ方だったんだけど。。。」
オプトのアンダーピニング工法が制震や免震などのような作用をしているかの因果関係は定かではありませんが、安定していることは確かだと思われます。
それは、固い地盤からしっかりと家を支えているということと共に、支え方によるものだと思います。
下記のように、鋼管杭と鋼管杭がズレたりしないようにしっかり固定します。
地面の中は、どこに空洞があいているのか定かではありません。
支えられ方が不安定だと、大きくガタガタっと壊れそうなほど揺れますが、しっかりと支えられている場合はその揺れ方も安定するのだと思われます。
そして、鋼管杭は土の中にあるため、揺られて動こうとしても土が邪魔をしてそれほど動くことが出来なく、それと同時に動いた分、元に戻ろうとする力が加わることで揺られ方が、ゆらゆらと揺れるということになるのかと思われます。