工事時期: | 2020年10月 |
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工事内容: | アンダーピニング沈下修正工事 (家の傾き修正) |
基礎の形状: | ベタ基礎 |
鋼管杭箇所数: | 10箇所 |
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鋼管杭最長圧入長さ: | 7.3m |
最大圧入t(トン)数: | 10t |
基礎補強長さ: | 27m |
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ジャッキアップ(持ち上げ)箇所数: | 10箇所 |
ジャッキアップ(持ち上げ)量: | 58mm |
家の傾きの施工前の状態から、どのような工事内容を行って、
最終的にどのような形で工事を終えたのかを紹介しています。
家の傾き修正前の初期計測の状態です。基礎はベタ基礎ですが、図面左側が極端に傾きを生じている状態でした。
は鋼管杭を圧入する箇所
は基礎補強・帯鉄板で補強を行う箇所
施工計画では、家の傾きを生じている箇所を重点的に部分矯正でジャッキアップする計画を立てました。ベタ基礎で半分が折れ曲がったように沈下しているのが木になるため基礎補強を傾きがない部分との接合で気をつけています。
家の傾き修正後の状況です。施工計画通り家全体でほぼ水平な状態に戻すことができました。ベタ基礎での歪な傾き状態だったことは気になりますが、施工範囲に関しては今後再沈下をすることはないため、安心して長く暮らしていただけます。