工事時期: | 2017年6月 |
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工事内容: | アンダーピニング沈下修正工事 (家の傾き修正) |
基礎の形状: | ベタ基礎 |
鋼管杭箇所数: | 10箇所 |
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鋼管杭最長圧入長さ: | 7.8m |
最大圧入t(トン)数: | 10t |
基礎補強長さ: | 25m |
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ジャッキアップ(持ち上げ)箇所数: | 8箇所 |
ジャッキアップ(持ち上げ)量: | 42mm |
家の傾きの施工前の状態から、どのような工事内容を行って、
最終的にどのような形で工事を終えたのかを紹介しています。
家の傾きの初期計測時です。一部分が極端に沈下していました。また沈下しているのが玄関ポーチを境にして傾きがみられたので、施工時は玄関ポーチを壊さないといけないかと想定していました。
は鋼管杭を圧入する箇所
は基礎補強・帯鉄板で補強を行う箇所
施工計画では、基礎の形状などをしっかりと見た上で、構造上、壊さないといけないと思われていた玄関ポーチも一体にして持ち上げることができそうだと判断したため玄関ポーチも含めて基礎補強を行い地盤沈下で家の傾きの原因になっている部分を重点的に部分矯正で修正する計画を立てました。
家の傾きの施工完了後、部分矯正を行った箇所はもちろんですが、家の傾きが原因で引っ張られて悪くなっていたところもよくなり家全体がほぼ水平になりました。また、計画時に懸念していた玄関ポーチも壊すことなく無事に家と一緒に持ち上げることができたので復旧をするのも簡単な補修で済みそうです。
溶接繋ぎ
圧入後
ジャッキアップ後
ジャッキアップ後
固定溶接
杭内への詰め物
杭頭処理
床下作業