工事時期: | 2019年12月 |
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工事内容: | アンダーピニング沈下修正工事 (家の傾き修正) |
基礎の形状: | ベタ基礎 |
鋼管杭箇所数: | 9箇所 |
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鋼管杭最長圧入長さ: | 11.1m |
最大圧入t(トン)数: | 10t |
基礎補強長さ: | 28m |
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ジャッキアップ(持ち上げ)箇所数: | 8箇所 |
ジャッキアップ(持ち上げ)量: | 55mm |
家の傾きの施工前の状態から、どのような工事内容を行って、
最終的にどのような形で工事を終えたのかを紹介しています。
家の傾き修正施工前の状況です。図面右下に向かって家全体の沈下が見られます。基礎がベタ基礎ですが、家の真ん中から徐々に沈下していっているのが気になりました。また、施工前にはサッシや建具の不具合がありました。
は鋼管杭を圧入する箇所
は基礎補強・帯鉄板で補強を行う箇所
施工計画では、ベタ基礎であることや、計測時に家の中心から端の面に向かって沈下が見られていたこともあり、沈下部分を重点的に持ち上げて家の中心部分に合わせにいくような計画をしました。玄関ポーチの箇所は沈下防止用に独立して施工しています。
家の傾き修正施工後の状況です。施工計画通り、ほぼ家全体がフラットに戻りました。また、家全体のバランスもよくなり施工前のサッシや建具の不具合もしっかりと直りました。