工事時期: | 2019年11月 |
---|---|
工事内容: | アンダーピニング沈下修正工事 (家の傾き修正 沈下防止) |
基礎の形状: | 布基礎 |
鋼管杭箇所数: | 11箇所 |
---|---|
鋼管杭最長圧入長さ: | 11.5m |
最大圧入t(トン)数: | 10t |
基礎補強長さ: | 43m |
---|---|
ジャッキアップ(持ち上げ)箇所数: | 11箇所 |
ジャッキアップ(持ち上げ)量: | 15mm |
家の傾きの施工前の状態から、どのような工事内容を行って、
最終的にどのような形で工事を終えたのかを紹介しています。
家の傾き修正施工前の計測状況です。家全体を増改築を何度かされたことによって部分で状況が違っていました。また、今回は、その一部分を修正するということになりました。
は鋼管杭を圧入する箇所
は基礎補強・帯鉄板で補強を行う箇所
施工計画では、増改築の部分がそれほど大きくないことと、その増築した部分が原因で家の全体のバランスが悪くなっていることで、今回の施工範囲に荷重がかかりすぎていることが想定されるため、増築部分を全体的に持ち上げる計画をしました。
家の傾き修正施工後の状況です。ほぼ、増築部分全体を持ち上げているため全体にフラットにすることができました。図面右下あたりに少し沈下が残っている数字がありますが、こちらは家全体のバランスを考えるとフラットにするよりもバランスがよい範囲で対応しました。また、当初懸念されていた今後の再沈下に関してはオプトのアンダーピニング工法を工事中にしっかりとみていただいて再沈下はしないと安心していただけました。