工事時期: | 2019年7月 |
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工事内容: | アンダーピニング沈下修正工事 (家の傾き修正) |
基礎の形状: | 布基礎 |
鋼管杭箇所数: | 19箇所 |
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鋼管杭最長圧入長さ: | 8.8m |
最大圧入t(トン)数: | 10t |
基礎補強長さ: | 56m |
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ジャッキアップ(持ち上げ)箇所数: | 19箇所 |
ジャッキアップ(持ち上げ)量: | 172mm |
家の傾きの施工前の状態から、どのような工事内容を行って、
最終的にどのような形で工事を終えたのかを紹介しています。
家の傾き修理施工前の計測状況です。基礎は布基礎で傾き自体も体感でかなり感じる状況でした。何より年々傾きがひどくなっていっているということで大変不安を感じられていました。
は鋼管杭を圧入する箇所
は基礎補強・帯鉄板で補強を行う箇所
施工計画はほぼ家全体を修復する全体矯正で施工計画をたてました。布基礎の多くのケースですと一部分のみの沈下で家の一部が傾きを持って他の部分も悪くなっているというケースが多くあるのですが、今回は全体で施工する必要がありました。
施工計画で家全体を矯正する計画を立てていたため、家の傾き修理後はしっかりと家全体の傾きがフラットになりました。また、家の傾きを基礎から直すと1階部分の傾きが直って尚且つ2階部分も傾きが改善されます。そして、杭によって地盤から支えられる安心感も得られます。