広島から西日本、そして全国へ 傾いた家を持ち上げ、快適な生活を!有限会社オプト

兵庫県神戸市S様邸 - 2018年2月の施工実績 | 家の傾き修理・地盤沈下修正なら有限会社オプト

ホームページからのお問い合わせはこちらから

兵庫県神戸市S様邸

工事データ

工事時期: 2018年2月
工事内容: アンダーピニング沈下修正工事 (家の傾き修正)
基礎の形状: 布基礎
鋼管杭箇所数: 20箇所
鋼管杭最長圧入長さ: 5.5m
最大圧入t(トン)数: 10t
基礎補強長さ: 36m
ジャッキアップ(持ち上げ)箇所数: 20箇所
ジャッキアップ(持ち上げ)量: 97mm
工事責任者: 高橋 よりコメント
玄関側に数メートルの擁壁があるお家で、阪神淡路大震災の際、その方向に大きく傾いていたようです。相続等をきっかけに解体後売却か、修繕して現住居から移り住むかの選択の際、弊社を知ってご相談されたとのこと。
現地調査の際には分からなかったのですが、お家の基礎が擁壁の上に乗せられた構造である事が、工事を進めていく中で判明しました。なかなかの難工事となりました。鋼管杭の圧入を3箇所増やすこととなり、工期は予定の2倍となりましたが、当初お客様とお約束した金額での工事です。施主様は離れた地区にお住まいでしたが、毎日のように施工の様子を見に来られお気遣いいただきました。
ジャッキアップ後、施主様自前の水平器であちらこちらを測り「直ってる~」と驚きのご様子が印象的でした。弊社の沈下修正後には、玄関やバス・トイレ、庭への水道延長など予定されており「今からが大変」と笑みを浮かべながら話されていました。
工事施工図
家の傾き修正アンダーピニング工事

家の傾きの施工前の状態から、どのような工事内容を行って、
最終的にどのような形で工事を終えたのかを紹介しています。

施工前
施工前図面

家全体で10cmの傾きがでていました。図面でお分りいただけるように面積はそれほど大きくないため傾きを体感できる状況でした。また、布基礎で家全体が多少バラついた傾きをしていました。

施工図面
施工図面

鋼管杭は鋼管杭を圧入する箇所
補強用鉄板は基礎補強・帯鉄板で補強を行う箇所
施工計画では家の外周部を全体的に持ち上げる計画と、家の中側のバランスが崩れないように補助するように計画をたてました。

施工後
施工後

施工完了後は、家の傾きはなくなりほぼ水平な状態になりました。また、家のバランスもしっかりとよくすることができました。

工事写真
1.掘削作業
  • 写真画像1
  • 写真画像2
2.基礎補強
  • 写真画像3
  • 写真画像4
3.鋼管杭圧入
  • 写真画像5
  • 写真画像6
4.ジャッキアップ
  • 写真画像7
  • 写真画像8
5.鋼管杭固定
  • 写真画像9
  • 写真画像10
6.基礎下モルタル注入
  • 写真画像11
  • 写真画像12
7.埋め戻し
  • 写真画像13
  • 写真画像14