工事時期: | 2017年8月 |
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工事内容: | アンダーピニング沈下修正工事 (家の傾き修正) |
基礎の形状: | 無筋布基礎 |
鋼管杭箇所数: | 11箇所 |
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鋼管杭最長圧入長さ: | 6.2m |
最大圧入t(トン)数: | 10t |
基礎補強長さ: | 41m |
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ジャッキアップ(持ち上げ)箇所数: | 11箇所 |
ジャッキアップ(持ち上げ)量: | 93mm |
家の傾きの施工前の状態から、どのような工事内容を行って、
最終的にどのような形で工事を終えたのかを紹介しています。
初期計測時は、無筋の布基礎が割れを起こしていたりした原因で細長い建物の長手面の片側が沈下を起こしている状況でした。
は鋼管杭を圧入する箇所
は基礎補強・帯鉄板で補強を行う箇所
施工計画では、悪くなっている箇所を重点的に修正する部分矯正を行いました。建物形状が細長い造りだったため、短手方向に対しては基礎補強をしっかりと行うことで、片側の長手面を持ち上げたのと一緒に家全体がバランス良く持ち上がる計画を立てました。
施工計画通り、家全体の傾きはしっかりと直りました。また、無筋で割れが生じていた基礎で車の通った際の道路からの振動に対して、しっかりとした基礎補強をしていますので、車の通る振動による基礎への影響を以前よりは軽減されました。
溶接繋ぎ
ジャッキアップ後
ジャッキアップ後
固定溶接
杭頭処理
施工前
施工後