工事時期: | 2017年2月 |
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工事内容: | アンダーピニング沈下修正工事 (家の傾き修正) |
基礎の形状: | ベタ基礎 |
鋼管杭箇所数: | 13箇所 |
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鋼管杭最長圧入長さ: | 14.4m |
最大圧入t(トン)数: | 10t |
基礎補強長さ: | 35m |
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ジャッキアップ(持ち上げ)箇所数: | 10箇所 |
ジャッキアップ(持ち上げ)量: | 35mm |
家の傾きの施工前の状態から、どのような工事内容を行って、
最終的にどのような形で工事を終えたのかを紹介しています。
熊本地震で被害に遭われ家が傾いてしまいました。全体の数値では3センチ〜4センチ程度の傾きが生じていましたが、ベタ基礎のため部分的な傾きというよりは全体的になだらかに傾きがありました。
は鋼管杭を圧入する箇所
は基礎補強・帯鉄板で補強を行う箇所
施工計画では、ベタ基礎で家全体が均一に傾いているため、一部分に極端な力を加えると家のバランスを崩し他で不具合が発生するため、そうならないように全体矯正に近い計画を立てました。
施工計画通り施工後は家全体がフラットな状態に戻りました。また全体矯正で家全体が杭で支えられているため今後の再沈下に対して安心していただけました。ただ、地震そのものの強さに対して絶対にということがわからないこともあり、自然災害の恐ろしさを感じています。
畳下板 撤去
帯鉄 溶接繋ぎ
コア抜き
コア抜き後
ハツリ後
南東角 犬走下状況
基礎下状況
溶接繋ぎ
溶接繋ぎ
使用材料
帯鉄防錆塗装
トイレ下
帯鉄防錆塗装
脱衣所下
帯鉄防錆塗装
床の間
リビング下
和室下
畳下板復旧