工事時期: | 2019年9月 |
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工事内容: | アンダーピニング沈下修正工事 (家の傾き修正) |
基礎の形状: | ベタ基礎 |
鋼管杭箇所数: | 14箇所 |
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鋼管杭最長圧入長さ: | 4.1m |
最大圧入t(トン)数: | 10t |
基礎補強長さ: | 32m |
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ジャッキアップ(持ち上げ)箇所数: | 100箇所 |
ジャッキアップ(持ち上げ)量: | 80mm |
家の傾きの施工前の状態から、どのような工事内容を行って、
最終的にどのような形で工事を終えたのかを紹介しています。
家の傾き修正施工前の計測状況です。基礎はベタ基礎のため家全体で一律に傾きがあるという状況でした。何より傾きの原因が地盤沈下で下がったのではなく西日本豪雨で激しい土石流の水圧によって家の片側が高くなってしまったことによって家に傾きが生じたという状況でした。
は鋼管杭を圧入する箇所
は基礎補強・帯鉄板で補強を行う箇所
施工計画では、家の持ち上がった部分を下げるというのは困難な作業で費用もかなり高くなってしまうため、低くなってしまっている方を高い方に持ち上げて直すという施工方法にしました。そのため、家の半分を重点的に持ち上げるように計画しました。
家の傾き修正施工後は、計画通りほぼ水平な状態になりました。