工事時期: | 2017年12月 |
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工事内容: | アンダーピニング沈下修正工事 (家の傾き修正) |
基礎の形状: | 布基礎 |
鋼管杭箇所数: | 11箇所 |
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鋼管杭最長圧入長さ: | 4.1m |
最大圧入t(トン)数: | 10t |
基礎補強長さ: | 35m |
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ジャッキアップ(持ち上げ)箇所数: | 11箇所 |
ジャッキアップ(持ち上げ)量: | 49mm |
家の傾きの施工前の状態から、どのような工事内容を行って、
最終的にどのような形で工事を終えたのかを紹介しています。
家の傾き修正前の計測データです。図面向かって右側が全体的に沈下を起こし下がっているのがわかります。状況としては擁壁側の面での傾きです。
は鋼管杭を圧入する箇所
は基礎補強・帯鉄板で補強を行う箇所
施工計画では、擁壁面の沈下が大きく見られる部分を重点的にジャッキアップをし、なおかつ家全体のバランスが良くなるように基礎補強で全体を支えるという計画を立てました。
家の傾き修正後、ほぼ家の傾きは無くなりました。原因は定かにはわかりませんが擁壁側の基礎下の土砂が何らかの形で流出してしまったことが原因で傾いていたため、今回のアンダーピニング工法でしっかり強硬地盤から基礎を支えることで今後の再沈下への不安はなくなります。擁壁面での土砂が流れているケースは多くあり不安に思われる方も多いですが、オプトではこういったケースも多く対応していますので、ご不安に思われる方はお気軽にご相談ください。
玄関 上り框 水平レベル
玄関 上り框 水平レベル