工事時期: | 2017年3月 |
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工事内容: | アンダーピニング沈下修正工事 (家の傾き修正) |
基礎の形状: | 布基礎 |
鋼管杭箇所数: | 14箇所 |
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鋼管杭最長圧入長さ: | 8.8m |
最大圧入t(トン)数: | 10t |
基礎補強長さ: | 32m |
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ジャッキアップ(持ち上げ)箇所数: | 12箇所 |
ジャッキアップ(持ち上げ)量: | 57mm |
家の傾きの施工前の状態から、どのような工事内容を行って、
最終的にどのような形で工事を終えたのかを紹介しています。
初期計測値では、駐車場のあたりが重点的に地盤沈下をして家を引っ張っていたため、全体的に傾いているような状態でした。
は鋼管杭を圧入する箇所
は基礎補強・帯鉄板で補強を行う箇所
施工範囲は全体に悪い影響を与えている駐車場箇所を重点的に持ち上げる計画にし建物箇所も同様に床下から杭を打ち込む計画にしました。また、コンクリートの量が多いと建物の重量が全体的に多くなるため、今後の再沈下防止にもしっかりと杭で支えることが有効になります。
計画通りしっかりと家の傾きがなくなり、今後も駐車場のコンクリートの重さはかわりませんが、しっかりと杭で支えているため再沈下をすることはありません。
溶接繋ぎ
床下作業
ジャッキアップ後
固定溶接
鋼管杭固定
杭頭処理
駐車場下モルタル注入
施工前
施工後
施工前(擁壁)
施工後(擁壁)