工事時期: | 2019年5月 |
---|---|
工事内容: | アンダーピニング沈下修正工事 (家の傾き修正) |
基礎の形状: | 無筋布基礎 |
鋼管杭箇所数: | 20箇所 |
---|---|
鋼管杭最長圧入長さ: | 8.8m |
最大圧入t(トン)数: | 10t |
基礎補強長さ: | 64m |
---|---|
ジャッキアップ(持ち上げ)箇所数: | 14箇所 |
ジャッキアップ(持ち上げ)量: | 75mm |
家の傾きの施工前の状態から、どのような工事内容を行って、
最終的にどのような形で工事を終えたのかを紹介しています。
家の傾きを直す施工前の状況です。無筋の布基礎の家屋で、何より家全体がとても大きい家でした。また、傾きも部分部分でことなっている状況でした。
は鋼管杭を圧入する箇所
は基礎補強・帯鉄板で補強を行う箇所
家の傾きを直す施工計画では、お施主様と修正することに関して相談をしながら傾きの気になっているところとそうでないところなど予算も検討しながら修正計画を立てました。
家の傾き施工完了後です。数字でみると傾きが残っているように感じますが、計画段階でのお施主様との相談内容、また傾きの基点を図面右上にしているため数字上傾きが残っているように感じますが、施工計画と見比べていただくと施工範囲はしっかりと修正しています。かつ、こういった大きな家屋の部分矯正の場合、家のバランスを保つことがとても難しく、その点に関しても家の傾き修正後にお施主様から修正前から不具合が直ったことに大変お喜びをいただきました。