工事時期: | 2020年7月 |
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工事内容: | アンダーピニング沈下修正工事 (家の傾き修正) |
基礎の形状: | 布基礎 |
鋼管杭箇所数: | 15箇所 |
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鋼管杭最長圧入長さ: | 11.9m |
最大圧入t(トン)数: | 10t |
基礎補強長さ: | 43m |
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ジャッキアップ(持ち上げ)箇所数: | 15箇所 |
ジャッキアップ(持ち上げ)量: | 45mm |
家の傾きの施工前の状態から、どのような工事内容を行って、
最終的にどのような形で工事を終えたのかを紹介しています。
家の傾き修正前の計測状況です。図面下側から上に向かって傾きが出ています。布基礎のため、傾き度合いが均一ではなく部分部分で変わっています。特に図面の右上が大きな傾きを生じていたり、キッチンから左側も大きな傾きが生じていました。
は鋼管杭を圧入する箇所
は基礎補強・帯鉄板で補強を行う箇所
施工計画では、傾きの原因となっているのを図面上側の壁面として、その面を重点的にジャッキアップする計画とし、家全体のバランスを均一に保つためにしっかりと基礎補強で家全体を一体化させ要所に鋼管杭を施工する計画としました。
家の傾き施工完了後の計測結果です。家全体でしっかりとバランスをとれて傾きをなくすことができました。図面にして数字をみるとバラついているように見えますが全て単位はmmなので3/1000や6/1000という基準に入るように施工できているため傾きを感じることはありません。