工事時期: | 2017年10月 |
---|---|
工事内容: | アンダーピニング沈下修正工事 (家の傾き修正) |
基礎の形状: | 地中梁+ベタ基礎 |
鋼管杭箇所数: | 7箇所 |
---|---|
鋼管杭最長圧入長さ: | 4.5m |
最大圧入t(トン)数: | 10t |
基礎補強長さ: | 10m |
---|---|
ジャッキアップ(持ち上げ)箇所数: | 7箇所 |
ジャッキアップ(持ち上げ)量: | 40mm |
家の傾きの施工前の状態から、どのような工事内容を行って、
最終的にどのような形で工事を終えたのかを紹介しています。
今回はRC造の建物の建物の傾き修正です。修正前の計測データでは図面右上を起点に全体が右下に向かって沈下し傾きを生じている状態でした。
は鋼管杭を圧入する箇所
は基礎補強・帯鉄板で補強を行う箇所
施工計画では、建物の基礎構造がわかりやすいことやRC造でしっかりしていることがあり、外周の基礎を持ち上げることで全体のバランスがよくなるであろうと計画を立てました。
建物の傾き修正後のデータです。全体的にほぼフラットな状態に戻りました。RC造の場合、建物自体が木造や鉄骨造に比べて重たくなります。それらを持ち上げ、今後の再沈下防止を考えると杭と杭の間を狭くしてより大きな力で持ち上げて支える必要があります。今回はしっかりとそれらも対応できました。