工事時期: | 2020年5月 |
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工事内容: | アンダーピニング沈下修正工事 (家の傾き修正) |
基礎の形状: | 布基礎 |
鋼管杭箇所数: | 8箇所 |
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鋼管杭最長圧入長さ: | 4.5m |
最大圧入t(トン)数: | 10t |
基礎補強長さ: | 23m |
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ジャッキアップ(持ち上げ)箇所数: | 8箇所 |
ジャッキアップ(持ち上げ)量: | 40mm |
家の傾きの施工前の状態から、どのような工事内容を行って、
最終的にどのような形で工事を終えたのかを紹介しています。
家の傾き修正前の計測状況です。玄関を基点に家の奥に進むにつれて傾きが大きくなっていました。また家屋の隣地境界が40cmととても狭い中での工事でした。
は鋼管杭を圧入する箇所
は基礎補強・帯鉄板で補強を行う箇所
施工計画では、基礎が布基礎であり、傾きが特に図面左に向かってきつくなっている状態、そして隣地との境界が狭いことも加味して、部分矯正と室内側からの施工を計画しました。
施工計画完了後です。図面では数字が残っているように見えますが、家全体で見たときには3/1000以内、6/1000には入っているためほぼ傾きを感じることはありません。また、1階での計測のため2階も施工前は傾きを感じていましたが、施工完了後は感じることはなくなりました。傾きが原因で建具まわりでの開閉不具合なども施工前にはありましたが、施工完了後は解消されました。